キッズの面白スポットかっぱハウスの全貌と楽しすぎる新館長の正体とは

今回の記事は、銚子市役所が発行する「広報ちょうし」4月号の「ちょーぴーのI♡銚子」とコラボして作成したものです。元の記事も是非ご覧ください。広報ちょうし平成30年4月号 (20.ちょーぴーのI♡銚子 第29回かっぱハウス館長はギタリスト 相馬圭二さんの巻)
みなさんは、銚子の河童にまつわる伝説をご存知ですか?
昔、銚子には、大新河岸に母子河童が住んでいて、利根川の水運の繁盛と、河岸で働く人たちを水難から守ってくれた、という言い伝えがあります。河童はきれいな水にしか住まないといわれることから、人と河童が共生できる水の環境づくりと、ふるさと銚子のまちおこしを祈念して、平成7年9月には母子河童像が建立されたほど、銚子と河童は繋がりが深いんです。

▲母子河童像

大内かっぱハウスが14年ぶりに再開しました

そんな河童にまつわる伝説が語り継がれている銚子には、知る人ぞ知るかっぱ資料館「大内かっぱハウス」があります。2000年に設立され、初代館長の大内恭平さん(元銚子市長)が所蔵する、かっぱの絵画や置物、石像などを展示していましたが、2003年に惜しまれつつ一般公開を休止。そんなかっぱハウスが、2017年夏に再開したのです。

大内かっぱハウスに行ってきました

銚子の活性化に協力する情報処理サービス会社、ミストソリューションがサテライトオフィスとして活用しながら運営を担う、新しい大内かっぱハウス。いったい中はどうなっているのでしょうか。
かすかに香る醤油の匂いを感じながら、銚子駅から15分ほど歩くと、大内かっぱハウスはありました。利根川に浮かぶたくさんの小型船を望むこの場所は、ロケーションも銚子らしさ満天。

館内に足を踏み入れると、右も左も上も、見渡す限りかっぱ、かっぱ、かっぱ。入口の内扉までかっぱでした。

▲可愛らしいかっぱもいれば…

▲ちょっとおどろおどろしいかっぱも

▲内扉に描かれているのももちろんかっぱ
かっぱハウスの名に違わずかっぱだらけの館内。置物、時計、はっぴ、お面、凧などのかっぱグッズがぎっしり並んでいました。その数なんと4000点以上。

再開にあたって新たに設置された、オカルト研究家としても知られる作家の山口敏太郎さんプロデュースの妖怪コーナーには河童のミイラまで!

ゲゲゲの鬼太郎でおなじみ、妖怪漫画のパイオニア・水木しげる氏が手がけた河童の漫画本なども置かれていました。
河童に妖怪!これは、特に男の子にとっては大興奮のスポットなんではないでしょうか!?

2代目館長はギタリスト!?

数々のかっぱグッズが所狭しと並び、不思議な空間が広がるかっぱハウスですが、2代目の館長もかなり謎に包まれた方なんです。就任したのは、音楽バンド「ザ・コブラツイスターズ」の元メンバーで、ギタリストの顔も持つ相馬圭二さん(49)。

▲2代目館長の相馬圭二さん。右手はかっぱの「K」!
相馬さんは、銚子に一目惚れしてあっという間に銚子に移住してしまったエンターティナー。ご家族が住む君津市と銚子を行き来して、多いときには週5日を銚子で過ごしているんだとか。
館長就任以来、かっぱについて猛勉強し、展示物の配置を見やすく工夫するなど、とてもアグレッシブに活動されています。
また、ザ・コブラツイスターズは2008年に解散しましたが、相馬さんは現在も、元メンバーや他のミュージシャンと共にCD制作やライブなどの音楽活動を続けています。かっぱがテーマの「かっぱのサラだんす」「水の中のかくれんぼ」「かっぱブルース」の3曲は全て銚子で誕生しました。12月にはかっぱソングだけを収録したアルバムを出すことも画策中だそうです。

かわいくて、ちょっと怖くて、とっても楽しい「かっぱ・妖怪・オカルト」の世界を楽しみに、そして、次々とかっぱソングを生み出す楽しすぎる新館長、相馬圭二さんに会いに、家族みんなで大内かっぱハウスに足を運んでみませんか?
相馬さんのかっぱソングはGARE(中央町)で偶数月に開催される単独ライブでも聞くことができます。次回は4月21日(土)開催! 
銚子に伝わる河童の伝説…
昔、荒野(現・中央町)に大新河岸(だいしんかし)と呼ばれる船着場があり、イワシの搾滓(しめかす)や米などを高瀬舟に積んで江戸まで運ぶ河岸としてたいそうにぎわっていました。回船問屋の蔵が棟をつらねる中には、モリゴンという大きな問屋がありました。ある夜のこと、モリゴンの戸をトントンたたく音が。番頭が起き出して、戸をあけようとすると「モリゴンさん、きょうお宅に泊まった客人が、わしの子をいじめた。なにも悪いこともしないのに、なんでカラカサなんかでたたいたんだ。そんなことよしてくらっせ」という声がします。そして、ピタピタとぬかるみを歩くような足音が遠ざかっていきました。番頭は、急いであとを追いかけていきましたが、姿が見えず、やがて川岸でポチャンという何かが水に飛び込むような音がしました。翌朝、泊まった客人に聞いてみると、前日の昼、河岸で子河童をふざけてかまったことが分かったのです。やがて、その噂は河岸じゅうに広まり、河岸に働く人たちは、「河童は船を水から守ってくれるという。もういじめるのはよそう」と、戒めあうようになりました。それからというもの、水におぼれたり、難破船がでたりすることがぱったりとやんだんだとか。雨降りの晩など、通りを誰かがピタピタ歩くような音が聞こえると、「大新河童が見回っている」と河岸の人は噂しあったそうです。
参考:銚子市文化財審議会委員 永澤 謹五(2002). 銚子の民話 銚子市教育委員会生涯学習スポーツ課 pp.88-89
今回の記事は、銚子市役所が発行する「広報ちょうし」4月号の「ちょーぴーのI♡銚子」とコラボして作成したものです。元の記事も是非ご覧ください。広報ちょうし平成30年4月号 (20.ちょーぴーのI♡銚子 第29回かっぱハウス館長はギタリスト 相馬圭二さんの巻)

大内かっぱハウス〒288-0041 千葉県銚子市中央町6-250479-21-9850土日祝日 10:00〜17:00営業入館無料 https://ouchikappahouse.amebaownd.com/

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